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14日

FUKUMASAブログ

トロッコ列車『おろち号』

 先日、何年も前から乗ってみたかった、奥出雲を走るトロッコ列車『おろち号』に、家族で乗車してきました。

     

 木次駅発10:06なんですが、乗り遅れてはいけないと思い家を早目に出発したので、9時前には木次駅に着きました。列車の出発までの待ち時間がかなりあったので、初めてだった木次駅周辺を散策してみました。

           


 最近街中では目にしなくなった風情がとても多く、久しぶりに心身ともにのんびりとした時間を過ごしました。
そんな中、開店前の酒屋の窓に貼ってあった「奥出雲」と言う純米吟醸酒のポスターが私の目に入りました、「帰りには買ってやろう・・・」と思いを決め、列車の出発時間が近づいてきた木次駅に戻りました。
木次駅の構内に入ると、お客様を和やかにさせる工夫が色々とあり感心させられました。

    
 
 心待ちにしていた列車の到着するホームでは、予約しておいた「奥出雲和牛焼肉弁当」(後述の内容で想像して頂ければ分かりますが、この弁当は晩御飯になります)と「スーパープレミアムアイスクリーム」(到着した列車の中で食べましたが、評判通りとても美味しかったです)を受け取り列車が到着するのを待ちました。

                


 出だしにも書いたように何年も前から乗ってみたかった列車だったので少し興奮気味に列車の到着を待ちました。
        

 列車が到着したので意気揚々と乗車し着席しました。と言うのも夏休み・祭日以外は土日しか運行されず、1日に64名しか乗車できないのです。又1か月前に広島駅のみどりの窓口で2時間並んで購入した、この列車の中で2席しかないベスト席を手に入れていたからです。(ベスト席はガイドブック推奨№1の車窓から眺める景色が真横に見える席です)駅では2分間の停車でしたが、車内は予想通りの満席でした。この日は偶然にもボランティアの車内ガイドさん(アナウンス付)が同情され、色々とあちらこちらの説明をしてくれて、景色だけではなく周辺地域のいわく・特色なども案内されて、とても楽しく時間を過ごすことが出来ました。

    

 途中で車内クイズがありそのクイズに答えることが出来たので、記念品を頂きました。
      頂いた記念品です

   (ちなみに問題は 八岐大蛇を退治した須戔嗚尊の奥さんの名前?  答え:奇稲田姫です)
 そうこうしている内に、列車は出雲三成駅へ到着しました。この駅ではやはり予約しておいた「笹寿司」と
「仁多牛弁当」(この仁多牛弁当は晩御飯にしました)を車内からホームより受け取り、又八川駅・亀嵩駅で予約しておいたそば弁当を受け取り笹寿司といっしょに車中で食べながら列車の旅を楽しみました。

       

 話は戻りますが、木次駅を出発してから沿道では、常に地元の人が大きく手を振って歓迎してくれていて、何となく得をした気分になりました。

    

 私たち家族は、3段式スイッチバックを経験したところで、終点の備後落合ではなく2駅前の三井野原駅で降りました。
    

     三井野原駅 下車

 ここから今度は15分歩いて、鉄の彫刻美術館・道の駅奥出雲おろちループを見学し後トロッコ列車から見たループ橋を45分掛けて歩き(家族には愚痴を言われながら)見学を予約していた舞茸工場へ行きました。

    

 ここでは新鮮な舞茸・椎茸などを直売していたので、少し買って帰りました。そこから今度は又歩いて出雲坂根駅へ戻りました。出雲坂根駅では延命水と言ってとてもおいしい湧き水出ると言うことで、その水を汲んで帰ることにしていましたが、着くと遠方よりたくさんの人が来ていてびっくりさせられました。

   

 帰りの列車は普通の列車だったのですが、1両編成の列車でした。乗客はその1両に我が家の家族と他に2人と言う寂しい空気の列車でした。1~2時間に1本しか走らないと言う意味がよく分かりました。
列車が木次駅に着くと、弁当と舞茸を持って自動車に乗り、忘れないように「奥出雲」を買って帰宅の途に就きました。長年待ちの夢がかない仕事も忘れて、とても楽しい1日を過ごすことが出来ました。

     とても美味しかったです。

 皆さんには、クッキーをお土産に買って帰りましたが、渡らなかった人にはごめんなさい。