忍法 ~変わり身の術~
まだ外でセミの鳴き声は聞こえてきておらず、今年初めてのセミに我が子は喜び家族みんなに知らせていました。
しかし、そのセミ、いつまで経っても飛び立たず、ジジという声すら出しません。
色も薄く少しひ弱そうなその見た目から、早く土から出て来過ぎたのかと、少し可哀想に。
そこにお隣さん登場。我が子がまたテンション高く紹介しています。
じっと見つめるお隣さん。。。
、、、これは”蛾”じゃないかい?
へ?
そう言われてみると確かに少し粉っぽいような、ソフトっぽいような、風格が足りていないような、、、
、、、間違いない(-_-;)
エビガラスズメ。
エビなのか、スズメなのか、いや、圧倒的にセミだろうよ。
見てその違いもわからないのに”セミ”から”蛾”に変わっただけでなぜこんなにもこんな気分になるのだろうか。
先入観というのは怖いものである。
今回の件により我が家においては蛾よりもセミの方が人気ランキングが上だという事がハッキリした。
え?これ蛾なの?!ラッキー☆
いや、こう言える人はきっと見た瞬間に”蛾”だと気付く人のはずだ。
まず最初に”セミ”に見えた時点でその人はセミをランキング上位に位置付けているに違いない。
また、”蝶”だと聞くと喜び、”蛾”だと聞くと恐れる
蛾の中でも極一部の蛾の存在のせいで彼らは忌み嫌われている!
これは人間社会でも同じなのではないだろうか!!
今こそ私たちは、、、、、
なんつってぃ('ω')笑